しめじ先輩の日記

社会人3年目だらしな彼女×同い年大学院生理系彼氏

負けず嫌いという名の

私は昔から

負けず嫌いだね〜

と言われることが多い

 

 

負け嫌いとは

「他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。また、そのさま。」

だそうです。

 

私は確かに昔は負けず嫌いでした

 

小学校の運動会の前には、担任の先生にお願いして、授業を運動会作戦会議にさせてもらったこともありました笑

 

運動会で負けたくない、絶対勝ちたい

という気持ちがとても強かったんですね

まさに負けず嫌い

 

 

ただこんな私に転機が訪れます

 

 

中高の部活の新体操部

私は部活内で5人しか選ばれない団体メンバーに選ばれました

メンバーは私と、あとの4人は一個下の後輩

結果、中学2年から高校2年まで、私は団体メンバーになり、全国大会に何度も出場しました

 

しかしこの団体が大変でした

後輩たちはみんな上手で、コーチに気に入られており、1番下手な私はコーチの格好の怒鳴られ相手でした

毎日の練習で、後輩たちの前で怒鳴られ続けました

後輩たちに向かって土下座をしたこともありました

 

 

 

後輩の前で怒られてるという「敗北感」

でも同学年で自分しか選ばれていないという「優越感」

 

 

この2つをひたすらループする毎日

自分をひたすら否定され続け、耐えきれないほどの「敗北感」の中で

 同学年の中で1番上手という「優越感」だけが私を4年間支えてくれました

 

 

新体操部を引退する頃には、私の負けず嫌いは

「二度とあの敗北感を感じたくない」

と同時に

「優越感だけが私を救ってくれる」

という曲がった考えに変化していました

 そして、人と比べることでしか喜びを感じることができなくなってしまいました

 

 

それからの私は何かと人と比べてて

常に人に負けないように

「敗北感」を感じないように

何かと逃げるようになりました

 

大学入試も、就活も

 

挑戦すればするほど、その分失敗する確率は上がるわけで、

私は失敗しない道を常に歩くようになってました

 

でもまぁこんな自分を他の人と比べちゃうと

本当に惨めで

いつも他の人を見て

いいな〜。私はダメだな〜

って思うようになって

 

成功してキラキラしてる人を見ながら

ひたすら自分に言い訳して

 

 

「敗北感」から逃げるために

「優越感」からも逃げて

もう本当にただひたすら「安定」を求めてました

 

 

 

そんなときに出会った彼氏さんは

自分と真逆の

ストイックで真っ直ぐで、努力と挑戦を惜しまない

自分に正直に生きてきた人で

 

横にいる私は眩しすぎて見れないときもあって

 

彼氏さんに対して

いいよね、頭良くて。私は頭悪いからさ〜

なんて言い訳して、何度も怒られました笑

 

 

彼氏さんみたいに生きてみたかった

周りを気にせず、敗北感とか優越感とかそういうの抜きで何かに熱中してみたかった

 

ただ

今から切り替えて私もそう考えて生きてみよう!

っていう勇気もなくて

 

このまま私は周りとひたすら比べて生きて行くのかな〜とかも思ったりして…

 

 

何を言いたいのかわからなくなってきた笑

 

 

 

 

結論

 

負けず嫌いって、常に上を目指すキラキラした人のことを言うと思うんです

 

 

 

だから私は負けず嫌いじゃない

 

 

あえて言うなら

隣の芝生は青い病

ですね

 

 

2017.6.28

しめじ